上様出陣!シリーズ  徳間書店/徳間文庫

「1つ、人としてこの世に生を受け‥‥2つ、不敵の日の本を‥‥み〜っつ、右にはハゲがあり‥あ、あれ??」
電車内など人前では笑い過ぎにご注意を!

時代小説家デビュー10年目を迎えて、初のコメディを手がけました。昭和44年生まれの私は物心付いた頃からドリフターズに慣れ親しみ、小中学生の頃は漫才ブームの全盛期でひょうきん族が大人気だった世代です。その後もお笑い番組は欠かさず視聴し、大人になってからは落語や吉本新喜劇にも親しんでおりましたが、ここらで原点回帰してお笑いとパロディだらけの作品が書けないものだろうか、とチャレンジしたのが本シリーズ。日頃は時代小説に馴染みがないという方からも、おかげさまでご好評をいただきました。

【表紙(イラスト 中川学)】
左から順に第1巻『上様出陣! 徳川家斉挽回伝』2012年8月刊、第2巻『上様出陣! 徳川家斉挽回伝二』2013年1月刊、第3巻『上様出陣! 徳川家斉挽回伝三』2014年1月刊です。中川先生、その節はありがとうございました。

上様出陣! 第1巻 徳川家斉挽回伝上様出陣! 第2巻 徳川家斉挽回伝2上様出陣! 第3巻 徳川家斉挽回伝3

各巻の表紙で主人公の徳川家斉と一緒に描かれているのは、いつもお供を命じられている御庭番頭の怒浦右衛門(どうらうえもん)。家斉の気まぐれに付き合わされて四苦八苦するカワイソーな人でありますが、いつまでもやられっぱなしのままではいません。最初は将軍に振り回されるばかりだった右衛門が徐々に反撃(?)に転じ、3巻ラストでドーンとやり込めるまでの展開も面白いので、ぜひ1巻から通して読んでみてください。