塩谷隼人江戸常勤記(しおやはやとえどじょうきんき)シリーズ  KKベストセラーズ/ベスト時代文庫,徳間書店/徳間文庫

鉄砲洲の名物家老は還暦過ぎても元気ハツラツ!

本作品の主人公・塩谷隼人60歳がはじめて登場したのは、講談社「五坪道場一手指南」シリーズの第1巻『裂帛』(2008年5月刊)に収録の「漢(おとこ)の気概」。隼人は「五坪〜」の日比野左内と同じ中条(中條)流の剣の達人で、摂津尼崎藩を長年支えるベテランの江戸家老です。有能なのが災いして引退を許されず、一体いつになったら隠居できるのだろうか……とぼやきながらも老骨に鞭打ち、数々の剣難女難に立ち向かいます。剣は強いが美女には弱い、がんばるお爺ちゃんの活躍をお楽しみください。

【表紙(イラスト 安里 英晴)】
左から順に第1巻『還暦(かんれき)』2009年1月刊、第2巻『老骨(ろうこつ)』2009年6月刊、第3巻『晩春(ばんしゅん)』2010年2月刊。第4巻『老花(おいばな)』2010年9月刊。全4巻完結。講談社「五坪道場一手指南」シリーズが『凛々』『清冽』といった主人公・日比野左内の若々しい雰囲気に合わせたタイトルであるのに対し、こちらは隼人の年齢に見合った重みと、老いても元気一杯なイメージとを兼ね備えたことばを選びました。

塩谷隼人江戸常勤記 第1巻 還暦塩谷隼人江戸常勤記 第2巻 老骨塩谷隼人江戸常勤記 第3巻 晩春塩谷隼人江戸常勤記 第4巻 老花