陰流(かげりゅう)シリーズ  学研パブリッシング/学研M文庫

葵の紋とは無縁の捨て童子、振るうは陰流古伝(こでん)、蜘蛛糸の太刀!

光文社文庫の「辻番所」シリーズと共に、デビュー間もない2003年に手がけた作品です。悪戦苦闘の末に書き上げたのが、父の松平定信が悪人と決め付けた者を誰彼構わず斬らねばならない宿命に抗い、市井の裏稼業人たちとの出会いをきっかけに再生する、松平蒼二郎(そうじろう)の物語でした。幸いにも読者の方々からご支持をいただき、江戸が舞台の「陰流・闇仕置」を全5巻で完結させて早々に、京への道中を描いた続編「陰流・闇始末」全3巻が刊行の運びとなりました。生みの苦しみがきつかっただけに、未だに愛着の深いシリーズです。

【表紙(切り絵 百鬼丸)】
1〜5巻は江戸を舞台とする本編「陰流・闇仕置」。6〜8巻は道中ものの続編「陰流・闇始末」。左から順に第1巻『隠密狩り』2003年9月刊、第2巻『悪党狩り』2004年3月刊、第3巻『夜叉(やしゃ)狩り』2004年6月刊、第4巻『悪淫(あくいん)狩り』2004年9月刊、第5巻『怨讐(おんしゅう)狩り』2004年12月刊、第6巻『悪人斬り』2005年9月刊、第7巻『流浪(るろう)斬り』2006年1月刊、第8巻『宿命斬り』2006年6月刊。全8巻完結。残念ながら学研M文庫の終了に伴い絶版となりましたが、徳間文庫「中條流不動剣」シリーズで蒼二郎と仲間たちは完全復活しております。「陰流」シリーズ全8巻を最後までお読みいただいた方はぜひ、発売中の第1巻『紅い剣鬼』から順次お手に取ってみてください。

陰流シリーズ 第1巻 陰流・闇仕置 隠密狩り陰流シリーズ 第2巻 陰流・闇仕置 悪党狩り陰流シリーズ 第3巻 陰流・闇仕置 夜叉狩り陰流シリーズ 第4巻 陰流・闇仕置 悪淫狩り陰流シリーズ 第5巻 陰流・闇仕置 怨讐狩り陰流シリーズ 第6巻 陰流・闇始末 悪人斬り陰流シリーズ 第7巻 陰流・闇始末 流浪斬り陰流シリーズ 第8巻 陰流・闇始末 宿命斬り